INTERVIEW07
パートナー事業PARTNER BUSINESS
VBとともに、
おしぼり業界の
信頼を高める。
営業部 課長
澤田 光宏
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野球やアルバイトの経験も、
活かせるのではと思った。
高校3年間は野球に明け暮れ、大学でも怪我をするまで、プレーヤーとして打ち込みました。卒業後は興味のあったスポーツトレーナーの道へ。しかし、若くして結婚したこともあり、より安定して稼げる仕事への転職を考え、FSXのドライバー職に応募。野球で培った体力も活かせるのではと思いましたし、運ぶものがおしぼりのため、学生時代に飲食店でアルバイトした経験も役立つのではと思ったのです。また、日曜日休みで、社内に野球部がある点も惹かれましたね。入社後の2年間はCSサポート部のメンバーとしておしぼりを運びましたが、最前線の現場で見聞きしたことは、その後の仕事でも大きな財産になっています。
CSサポート部の次はフードチェーンを担当する営業職に。そして、入社10年目から現在も担当しているパートナー事業に携わるようになりました。当社のパートナー事業の目的は、おしぼりのイメージを変え、おしぼり業界全体の価値を高めること。製品やサービスはもちろん、販売方法やバックヤードの生産体制、管理システム、配送技術、営業手法など、常に業界に先駆けて進化させてきた当社だからこそ、こうした様々なノウハウや仕組みを同業他社と共有することで、日本全国のおしぼり事業者が元気になり、その先にいるお客様にもより良い製品やサービスが届けられたらと思い、スタートした事業です。
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まずは全都道府県に
パートナー事業者を。
そして、このパートナー事業の中でもここ数年、とくに力を入れているのが「VB(ブイビー)」のライセンス契約です。VBは、東京工業大学と慶應義塾大学発の合同ベンチャーとFSXの共同研究によって生まれた抗ウイルス・抗菌を安全に叶える特許技術。新型コロナ禍において、飲食店などのお客様に高い評価を受けました。このVBを他社のおしぼりでも活用してもらうための契約や運営体制づくりも、私たちが中心となって行っています。もちろん、このVBはVB水溶液として物理的に販売することも可能です。しかし、私たちの考え方や技術に関してしっかり理解し、正しい運用をしなければ効果を発揮できない場合があります。だからこそ、FSXでは目先の利益ではなく、信頼を得続けるため、ライセンス契約という形を選択。お客様に誤解を与えるような表現を用いている事業者がいれば、表現の訂正をお願いすることもあります。ここまで厳しく運用するのは、おしぼりそのものの価値を高め、その信頼を守り抜きたいから。FSX一社だけが頑張っても、世の中全体に普及することができないからです。
ちなみに、現在は全国で約30社の事業者が私たちの考えに賛同してくださり、ライセンス契約を結んでいます。ただ、まだ圧倒的に足りません。まずは各県に一社は、VBのおしぼりを扱うことができる事業者をつくりたい。その上で、みんなで強くなり、成長していけたらと考えています。
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FSXの実行力で
世界中にパートナーを。
パートナー事業に携わるようになって改めて感じるのは、おしぼりの価値が日に日に高まっているということ。VB同様に、付加価値の高いポケットおしぼりを取り扱ってくれる事業者も増えましたし、事業者の意識も向上しているように感じます。そもそも、おしぼりは生もののため全国各地に生産・配達拠点が必要ですし、地域が変われば、水質も変わり、おしぼりの洗浄方法も変わります。そう思うと、一社が寡占できるような業界ではありません。より協力体制を築けるように、これからも努力していきたいですね。
さらに、私個人の今後の目標としては、当社の海外展開にも興味があります。現在、このパートナー事業に加え、アメリカ法人の立ち上げにも携わり、昨年は2回ほどアメリカへの視察にも行かせてもらいました。パートナーを日本の同業他社だけでなく、海外の倉庫会社や輸送会社、PR会社にも広げていきたい。FSXは「やる」といったことは全部挑戦している会社だと思います。もちろん、失敗することもありますが、その実行力は中で働いていても驚かされることがあります。ただ、本当に面白いですよ。業界に先駆け、世界に先駆け、新しいことに挑戦したい人は、ぜひ、一緒に頑張りましょう。